東京駅まで最短約30分！新幹線通勤におすすめの住みやすい街4選

補助金と定期を活用すれば大幅にハードルを下げられる新幹線通勤

新幹線は、在来線と比べてどうしても割高となってしまいますが、新幹線の通勤用定期券は通常の約半額で購入することができます。

また、都心部から離れることにより家賃相場が下がっていくことに加え、一部の自治体では新幹線通勤の補助金が出る場合もあり、これらを上手く活用することで費用面のハードルを大きく下げることが可能です。

新幹線通勤の費用面については以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

通勤時間とコスパで選ぶ、新幹線通勤におすすめの駅

新幹線通勤を検討する際、候補地としておすすめの駅を4ヵ所ご紹介します。

東京駅まで約30分！活気のある駅前で買い物に事欠かない小田原駅（神奈川県）

新幹線通勤を実践している多くの方から高い評価を得ているのが小田原駅です。

東京駅まで約30分という好立地でありながら、3LDKの家賃相場が9万円を切っており、高いコストパフォーマンスを誇ります。

小田原駅前には大型商業施設「ミナカ小田原」をはじめ、買い物には事欠かないさまざまな施設が揃っています。小田原城や万葉公園といったレジャースポットも数多く存在し、買い物から遊びまで充実した居住区です。

補助金制度については、過去に新幹線通勤利用者向けの制度がありましたが、現在（2022年2月時点）は公募が行われていません。

家賃相場の安さと都心へのアクセスが魅力。自然豊かな暮らしを実現する熊谷駅（埼玉県）

東京駅から新幹線で約38分の熊谷駅には熊谷スポーツ文化公園や多数の公園が存在し、子育てにもってこいの環境です。駅前には大型商業施設「アズ熊谷」があるので利便性も抜群。3LDKの家賃相場は驚きの7万円台となっています。

特筆すべきは熊谷市の新幹線通勤支援制度「熊谷市新幹線定期券購入補助金」で、最長2年間に渡って毎月最大20,000円の補助が受けられます。

家賃相場の安さと補助金制度を考えると、かなりのコストパフォーマンスを誇る駅と言えるでしょう。

広大な海を満喫できるリゾート地で充実した休日を過ごせる熱海駅（静岡県）

熱海市はリゾート地として知られていますが、新幹線を利用すれば東京駅から約46分と意外にも好アクセス。

綺麗な海でのダイビングやクルージングが楽しめ、熱海駅直結のショッピング施設「ラスカ熱海」もあるので利便性も抜群。暮らしと観光のバランスが取れた駅となっています。

新幹線通勤に対する補助金制度はないものの、公益社団法人である静岡県宅地建物取引業協会が提供する「空き家バンクしずおか」というサービスを利用すれば、移住に適した高コストパフォーマンスの物件を探すことができます。

2022年2月現在、空き家バンクしずおかでは熱海市の物件が37件登録されており、最安の物件は月23,000円からという破格の家賃で借りることが可能です。

新幹線通勤補助金が最大50,000円/月！嬉しい子育てサポートもある越後湯沢駅（新潟県）

新潟県の湯沢町にある越後湯沢駅は、東京駅から79分と乗車時間は長めなものの、充実した補助金制度が最大の魅力です。

毎月最大50,000円の新幹線通勤の補助金を最長10年受けられる制度があり、他の自治体の補助金制度と比べて充実したものとなっています。

また、長時間の保育を任せられる湯沢認定こども園や、一時預かりから依頼できる総合子育て支援センター「JumPla.net（ジャンプラネット）」もあるので、子育て世帯にもおすすめの居住地です。

駅周辺は決して都会とは言えないものの、大型スーパーやドラッグストアがあるので不便なく生活を送ることができます。

自分に合った通勤時間を選び、補助金制度を最大限活用して理想の新幹線通勤ライフを！

ここまでご紹介してきた通り、新幹線通勤は暮らしの可能性を大きく広げることができます。

都内で勤務されている方はどうしてもその近郊に住む必要性がありましたが、新幹線通勤という手段を活用することにより、自身や家族の生活スタイルに適した居住地を選ぶことができます。新幹線用の通勤定期や補助金制度を最大限活用することで、今より生活コストを落とせる場合も。

新幹線での通勤時間を有効活用する方法や、新しい休日の暮らしをイメージし、最適な居住地を検討してみてください。