引越し費用が最も安い時期は？直近の引越しデータから見る平均相場
できることなら安く抑えたい引越し費用。引越し業者へ支払う料金は移動距離や荷物の量、作業量、オプションによって決まりますが、時期によっても大きく変動するのをご存じでしょうか。この記事では、当社サービス利用者のデータから最も安く引越しできる時期を考察します。
- 1.最も安く引越しできるのは6月！引越し業者の閑散期と賃貸契約の初期費用が下がる理由
- 2.人数別の引越し料金相場
- 3.時期を選べない場合の引越し料金を安くするポイント
- 4.引越しの費用に関するFAQ
※本記事で掲載している相場データは、当サイトを利用し、ご紹介した引越し業者にて引越しをされた方の引越し料金より集計しています。引越し見積もり料金を保証するものではありません。
最も安く引越しできるのは6月！引越し業者の閑散期と賃貸契約の初期費用が下がる理由
引越しは引越し業者に支払う料金だけでなく、賃貸の契約金なども発生します。それらを総合的に考慮すると、最も引越し費用が安く済む可能性が高いのは6月です。その理由は以下の2つです。
引越し業者の繁忙期は、転勤や入学などの都合で多くの人が引越しを考える2月～3月となっており、新生活シーズンに引越し需要が大きくなるのに比例して引越し料金も高くなるのです。対して新生活シーズンが落ち着いた6月頃は、引越し業者も予約を取るために料金を低く設定する傾向にあります。
もうひとつの理由は、不動産会社（大家）側の都合です。新生活シーズンは入居募集に多くの人が殺到するので、空室の心配をする必要がありません。しかし、新生活シーズンが終わっても入居者がつかなかった部屋は、少しでも早く貸し出して安定した家賃収入を得る必要があり、そのために敷金、礼金などの初期費用を下げて入居のハードルを下げる傾向があるのです。
人数別の引越し料金相場
前述のとおり引越しの総合的な費用が安くなりやすいのは6月ですが、敷金や礼金など賃貸契約に必要なものは物件によっても大きく異なりますし、必ずしも6月に引越しができるケースばかりではないと思います。
個別の物件条件と併せて引越し業者の料金を総合的に加味して検討し、費用をできるだけ抑えるためには、引越し業者の年間通しての費用相場も参考になります、以下では、引越し業者の月別料金相場をご紹介します。
1人の引越し料金相場
こちらは一人暮らしの場合における引越し料金の相場データになります。データを見てもわかる通り、繁忙期である3月と4月が比較的料金が高く、その他の時期はそれに対して安い傾向にあります。
中でも、繁忙期の2ヵ月前後となる1月、6月が全体の中で特に安い傾向に。とくに6月は引越し需要が落ち着く閑散期のため、引越し業者も予約を埋めるために料金を安く設定する傾向にあることが分かります。
1人の引越し料金相場（距離/月別）
2人の引越し料金相場
2人の引越し料金相場（距離/月別）
家族（3人）の引越し料金相場
家族（3人）の引越し料金相場（距離/月別）
このように、2人暮らし、家族（3人）の場合においても、3月と4月の繁忙期が比較的料金が高く、1月と6月が特に料金が安い時期となっています。
引越し時期に調整の余地がある場合は、これらのデータを参考に検討してみてください。
時期を選べない場合の引越し料金を安くするポイント
引越し料金が安い時期を選ぶことができれば、引越し料金を安く抑えることができます。とはいえ、事情によっては引越しの時期を調整できない場合も考えられます。その際は、時期以外に以下のようなポイントを工夫することで、できる限り料金を安く抑えることが可能です。
時間帯フリー便を利用する
少しでも引越し料金を安くしたいのであれば、時間帯指定をしないフリー便を活用するのがおすすめです。引越し作業は午前中に荷運びを終えて午後からゆっくり荷ほどきをしたいという方が非常に多く、どうしても午前中の予約は混みがち。フリー便を利用することで引越し業者は比較的空きやすい午後便に予約を回せるようになるので、安い料金でサービスが受けられるという仕組みです。
土日祝日ではなく平日に引越しをする
月単位での時期を調整することが難しい場合でも、日単位での調整を行うことが可能であれば、ぜひ平日をおすすめします。土日祝日は週の中では引越し希望者が多いため、引越し業者に依頼が集中します。逆に平日であれば比較的料金を抑えることができます。さらに、引越し業者によっては、時間指定をしないフリー便であればさらに料金が割安となります。
不用品は引越し前に処分する
引越し業者へ支払う料金は、時期だけでなく荷物の量も大きく影響します。このため、不用品は引越し前に処分し運ぶ荷物量を減らしておくと、料金を抑えることにつながります。
また、引越しの際に家電を新たに購入する場合は、新居に直接配送、引越し後に購入するなど、引越し業者に運んでもらう必要がないようにすることも有効です。
複数業者の見積もりを比較する
引越し業者は大手から地域密着の業者まで数多く存在します。同じ条件でもその料金は大きく異なる場合が多いため、ひとつの引越し業者だけでなく、複数の引越し業者に見積もりを依頼し、比較検討することをおすすめします。
Smyb引越し見積もりでは、複数の引越し業者へ一度の入力で簡単に見積もり依頼することが可能です。ぜひ見積もりの比較にご利用ください。
引越しの費用に関するFAQ
ここでは引越しの費用に関してよくある質問とその回答をご紹介します。
