一人暮らしの引越し費用を安くするには?直近の引越しデータから見る平均相場
「大学入学で実家を出て都心へ引越し」「就職が決まって会社の通勤圏内に引越し」など、新生活のタイミングで一人暮らしを始める方は多いのではないでしょうか。このページでは、一人暮らしの引越し料金相場や、安く済ませるためのコツなどを解説していきます。
- 1.一人暮らしの引越し料金相場
- 2.引越し業者の料金を決める3つの要素
- 3.引越し業者に支払う料金を少しでも抑えるコツ
- 4.引越し業者に支払う料金+賃貸の契約金でどれくらいかかる?
- 5.引越し時期と荷物量を工夫した上で複数業者に見積もりを
- 6.引越し費用に関するFAQ
※本記事で掲載している相場データは、当サイトを利用し、ご紹介した引越し業者にて引越しをされた方の引越し料金より集計しています。引越し見積もり料金を保証するものではありません。
一人暮らしの引越し料金相場
一人暮らしの引越し料金相場は、移動距離が50km未満(同都道府県内程度)の場合38,269円となります。
とくに6月と12月は相場が大きく下がる傾向にあり、逆に3月は最も高くなります。転勤や入学といった理由で引越し需要が高まる新生活シーズンは、引越し業者の繁忙期でもあるのです。
また、月と距離別の詳細な費用相場データは以下の通りです。
引越し業者の料金を決める3つの要素
引越し業者の料金は「荷物量」「移動距離」「時期」が大きな要素となります。
荷物量
一人暮らしの場合、荷物量は比較的少ないことが多く、引越し業者によっては決められたコンテナ内に収まる荷物量なら安くなるといった単身向けのプランが用意されていることもあります。
移動距離
引越し元から引越し先への距離は、長距離になるほど料金が高くなります。同一市区町村内の引越し、またはそれと同じくらいの距離の場合が最も安い料金設定になっていることが多いです。
時期
引越しの依頼は3月と4月に集中する傾向があり、この時期が繁忙期となります。繁忙期は引越しが集中し料金が高くなるため、時期がずらせる場合は繁忙期以外に引越しをすることで料金を抑えられます。
引越し業者に支払う料金を少しでも抑えるコツ
平日の時間帯フリー便を利用する
土日祝日は引越し希望者が多く、引越し業者の予定も埋まりがちです。比較的空きがちな平日かつ、引越し業者の空いた時間に予約するフリー便を利用すれば、引越し料金を抑えることが可能です。
断捨離して荷物量を減らす
上述した通り、引越しの料金は荷物量によっても変わってきます。事前に不要なものを処分し、荷物量を減らせば引越し料金を安くできます。粗大ゴミは自治体の指示に従って処分するのが一般的ですが、フリマアプリやネットオークションを利用すれば引越し費用の足しにすることも可能です。
引越しの時期をずらす
可能であれば、新生活シーズンを避けて6月や12月に引越しの時期をずらすことで引越し料金を抑えることができます。とくに6月は、賃貸管理会社(大家さん)も新生活シーズンの時期が落ち着き、空室を減らしたいので家賃交渉などもしやすい時期なのでおすすめです。
引越し業者に支払う料金+賃貸の契約金でどれくらいかかる?
ここまでご説明してきた通り、引越し業者に支払う料金は荷物量や距離によって異なります。
さらに、引越しでは以下のような賃貸契約に必要な費用が発生します。
- 敷金
- 礼金
- 保証金
- 初回家賃
- 初回共益費
- 仲介手数料
- 火災保険料
- その他(鍵の交換代など)
以下の記事では、それぞれの項目についてより詳しく解説しています。初めて一人暮らしを始める方は、ぜひ目を通してみてください。
また、まだ物件が決まっていないという方は、以下の記事で一人暮らし向けの物件を上手に探すコツについて掲載しています。こちらも参考にしてみてください。
引越し時期と荷物量を工夫した上で複数業者に見積もりを
荷物の運搬にかかる費用は、一人暮らしの引越し費用の中でも節約できる可能性が高い費用です。
引越しの時期を工夫するとともに、余裕をもって複数の引越し業者に見積もりを依頼し、最適な引越し業者を選ぶことをおすすめします。
引越し費用に関するFAQ
ここでは引越しの費用に関してよくある質問とその回答をご紹介します。